《HIROSHIのプロフィール》

【薩摩切子の職人技に触れた鹿児島旅。繊細さと美しさに刺激を受けた一日】

先日、鹿児島へ行った際に 薩摩切子工場を見学 させていただきました。薩摩切子といえば、深い色合いと美しいカットが特徴の、鹿児島を代表する伝統工芸品。実際に職人さんの作業を間近で見ると、その繊細さと迫力に圧倒されました。

まず感動したのは、グラスを作る作業 の美しさ。透明なガラスの上に色ガラスを重ね、丹念に成形していく工程はまさに“職人の呼吸”。ガラスを炉から取り出す瞬間の真剣な眼差しは、まるでバーバーのフェードカットに集中するときの空気感と同じで、技術に対する誇りを強く感じました。

続いて、薩摩切子ならではの 一つ一つ模様を作る作業。職人さんは、カット面の角度や深さをミリ単位で調整しながら進めていきます。少しでもズレれば光の屈折や仕上がりに影響が出てしまうため、まさに“極上の繊細さ”が求められる世界。バーバーのパーマ工程や、スキンフェードのグラデーションを丁寧に作り上げる作業とも通じるものがあり、同じ職人としてとても刺激を受けました。

そして仕上げは、ガラスを削り ツヤを出していく作業。カット面に光沢が生まれた瞬間、色ガラスが一気に輝き出し、まるで生き物のような表情に。この“ツヤを生かす仕上げ”は、バーバーでのポマード仕上げやジェルスタイリングと同じ。素材の良さを最大限に引き出す、最後のひと手間の大切さを改めて感じました。

薩摩切子は、幕末の頃に島津家がガラス工芸を発展させたことから始まり、長い歴史と伝統を受け継ぐ職人技。今では日本を代表する高級ガラスとして国内外から高く評価されています。“手仕事が生み出す価値”という点では、私たちバーバーの世界と大きく共通しており、今回の見学は本当に心に残る体験でした。

THIRD PLACEでは、お客様一人ひとりに向き合いながら丁寧にスタイルを作ることを大切にしております。フェードカット、パーマスタイル、アイロンパーマなど、職人仕事としてのこだわりを常に磨き続けています。

【平日のご来店がスムーズです】

週末は予約が埋まりやすいですが、 平日は比較的ゆったりご案内が可能 です。落ち着いた空間でリラックスして施術を受けたい方は、ぜひ平日のご利用をおすすめします。

皆様のご来店を心よりお待ちしております